なんだ
なんだ (助動 )活用 なんだら なんだり (なんで ) なんだ なんだ (なんだる ) なんだれ ○ 〔中世後期から近世江戸語まで用いられたが ,江戸語の末期には 「なかった 」も用いられるようになり ,現代語では関西地方などで用いられる以外は ,「なかった 」に取ってかわられた 〕動詞および動詞型活用の助動詞の未然形に付いて ,過去における動作 作用 状態などの打ち消しを表す 。なかった 。「雷義がついに取ら なんだれ ば ,雷義が居ぬまに 」〈蒙求抄 2 〉「今までかみなり殿のれうぢのいたしやうを習は なんで ござる 」〈狂言 雷 〉「まだ正月の礼にさへ参りませ なんだ 」〈歌舞伎 けいせい阿波の鳴門 〉「おや ,さつぱり知れまし なんだ わ 」〈人情本 春色梅児誉美 後 〉〔(1 )この語の成立については未詳 。一説に 「ぬあった 」の転かともいう 。(2 )江戸語では ,サ変動詞 「す 」および助動詞 「ます 」に付く場合 ,「せなんだ 」と 「しなんだ 」,「ませなんだ 」と 「ましなんだ 」の二形が行われた 〕
なん ◦だ (連語 )〔「なのだ 」の転 〕 →なのだ (連語 )
なんだ 【何だ 】〖驚き 失望など 〗oh ; ⦅主に米 ⦆why ; 〖気にしない 〗do * not care ⦅about ⦆.▸ 何だ ,健二 ,お前か Oh [Why ]! It's you, Kenji .▸ 雨ぐらい何だ I don't care about rain at all .▸ 何だ ,どうした ⦅何が起こったのだ ⦆What's up? / What happened? / What's the matter (with you )?▸ 何だと ,もう一度言ってみろ I beg your ↘pardon? / ↘ Exc ú se me? (!下降調に注意 (何と ⇨疑 ))