ぞっと
ぞっと 0 (副 )スル ① 寒さや恐ろしさのために ,全身の毛が逆立つように感じるさま 。「外へ出たとたん ―した 」「思い出しても ―する体験 」② 強い感動が身体の中を通り抜けるさまを表す語 。「―するほどの美人 」「小春が貴郎 (あなた )能くと末半分は消て行く片靨 (かたくぼ )俊雄は ―可愛気立ちて 」〈かくれんぼ 緑雨 〉
ぞっと ぞっとする 動詞 【怖さなどで震える 】shudder, shiver, tremble 〘with fear 〙.▸ ぞっとするような ⦅おそろしい ⦆話 a horrifying [(血も凍るような ) a bloodcurdling, (うす気味の悪い ) a creepy ] story .▸ 寒くてぞっとする ⦅骨の髄まで冷える ⦆be chilled to the bone [marrow ]. (!「恐怖でぞっとする 」の意で用いるのは文語的 ) ▸ 少女は血を見てぞっとした The girl shuddered at the sight of blood .It gave the girl the shivers [shudders ] to look at blood . (!口語的な慣用句. 後の方が強意的 ) ▸ サービスのひどいあのホテルに泊まらなければいけないと思っただけで彼はぞっとした He shuddered just to think he had to stay at the hotel with terrible service .▸ その流血の場面に彼は背筋がぞっとした A shiver [Shivers ] ran down his back at the sight of the bloody scene .▸ 私は体中にぞっと震えがきた I was trembling (with fear ) all over .▸ 走っているネズミを見ると彼女はぞっとした A running rat made her flesh creep [gave her the creeps ]. (!creep は体に何かはうような強い嫌悪感や恐怖感を表す ) ぞっとしない ▸ 君の今日のその服装はぞっとしない ⦅感心しない ⦆ね The clothes you wear today are not so pleasing to me .